日焼け止めの正しい使い方

皆さんは日焼け止めのパッケージで見かける「SPF」「PA」「+」という表示の意味を正しく理解していますか?

日焼け止めを購入するときは使用するシーンに合わせてピッタリのものを選ぶことがとても大切です!

 

 

⚡紫外線が肌に与える影響⚡

紫外線は、1種類ではなく波長の違うものが複数あり、このうち主に「UVA」「UVB」という2種類の紫外線が

日焼けなど肌に影響を与えるといわれています。

 

シワ・しみ・たるみを引き起こすUV-A

「UVA」は、波長が長く地表にまで到達する紫外線です。肌に急激なダメージは与えないものの、

肌の奥深い真皮層にまで届くので、しみやしわができたり、弾力やハリが低下したりしてしまいます。

さらに、「紫外線を浴びると、肌が黒くなる」というのは、「UVA」が原因だと言われており、

紫外線を浴びると「メラノサイト」というメラニン色素産生細胞へ信号が送られ、メラニン色素が生成されます。

メラニン色素は、紫外線を吸収し、肌へのダメージを抑えて紫外線から肌を守ってくれる役割をもっていますが、

長時間強い紫外線を浴び続けると、メラニン色素が過剰に生成されるので、しみやソバカスができる原因になってしまうのです。

炎症を引き起こすUV-B

「UVB」は、波長が短く肌の浅いところに届く紫外線です。

「UVA」とは違い、肌の奥深くまでは届きませんが、肌の見えている部分の表皮に急激なダメージを与えます。

そのダメージとしては、長時間日光を浴びることで、肌が真っ赤に焼けたり、

メラニン色素が過剰に生成され色素沈着が起こり、肌が黒くをしてしまいます。。さらに、シミやそばかす、乾燥の原因にもなるのです。

 

 

「SPFとPAの違い」

🔶SPF

SPFとは、「Sun Protection Factor」の略で、UV−Bに対する防止効果を示すものです。

一般的に紫外線を浴びてから20分程度で日焼けするといわれており、

この20分を1単位として日焼けまでの時間をどの程度引き伸ばせるのかをしめした数値がSPFです

例えばSPF20ならば、20分の20倍、つまり20分×20=400分 (6.6時間)日焼け止め効果を持続させることができるということ。

SPF50ならば20分×50=1000分 (16.6時間)となります。

SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。

 

🔶PA

PAとは、「Protection Grade of UVA」の略。こちらはUV-Aに対する防止効果を示すものです。

PAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。

 

 

数値が大きくて、+が多いものを選べばいいのかと言うとそうではありません!

乾燥肌や敏感肌の方が、数値だけで日焼け止めを選ぶと肌に余分な負担がかかり、かえって肌のトラブルの原因になることも💦

シーンに合わせて選ぶことで、日焼け止めの効果をより高めることができます✨

 

日焼け止めの選び方☀

・日常生活における通勤や通学、市街地での買い物:SPF10~20、PA+~++
・短時間の屋外スポーツやレジャー:SPF20~40、PA++~+++
・炎天下での長時間の外出やマリンスポーツ:SPF30~50+、PA+++~++++

 

 

その日1日、どのくらいの時間紫外線を浴びることになるかを考えて、外出先では日焼け止めを携帯し

数時間おきに塗り直すことが大切です。

特に紫外線が強い日、汗をかく時などは、よりこまめな塗り直しをしましょう。

また、朝に日焼け止めを塗るのは外出の15〜20分前がベスト!

少し時間を置いてからお出かけしたほうが肌への定着率もたかくなります!

正しく日焼け止めを使い分けて、今年の夏も乗り切りましょう💪✨

 

 

 

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