睡眠不足は体重増加の原因⁉
みなさんは1日何時間寝ていますか?
驚くことに、日本人の睡眠時間は世界最低レベルだそうです
経済協力開発機構(OECD)による平均睡眠時間の調査(Gender Data Portal 2019)によると、
アメリカ528分、イギリス508分、フランス513分、スペイン516分、中国542分と、
1日の平均睡眠時間が500分を超える国が多い一方で、
日本は442分と最短水準だったそう。
442分=7時間22分
個人的な感想ですが
7時間22分寝れれば十分!と思いました。
実際にミリーラボーテに初めていらっしゃるお客様にお聞きすると
睡眠時間が6時間、5時間という方も多いです。
睡眠不足が続くと
体重増加!ストレスの増大!免疫システムの低下!
の引き金にもなります。
「睡眠」をおろそかにしてしまいがちですが、考え直さないといけませんね
睡眠不足で体重増加してしまうのは何故?
それは、睡眠不足だと食欲をつかさどるホルモンの異常が起き食欲が増しやすくなるからです
睡眠時間が短いと、食欲抑制ホルモン(レプチン)が低下し、食欲増進ホルモン(グレリン)が増加します
睡眠不足で食欲増進ホルモン(グレリン)が分泌されると、
高脂肪・高カロリーな食べ物を求めやすい傾向に
また、不規則な生活も同様に、体内時計を乱したり、太りやすくなります。
睡眠が十分に取れていない人、ストレスが多い人は、
自律神経のバランスが乱れやすく、レプチンとグレリンだけでなく、
食欲抑制や脂肪の代謝に関わるさまざまなホルモンのはたらきを滞らせるそう
適度な運動とともに、バランスの良い食事と「睡眠」をとりましょう
睡眠の「質」が一番ポイント
「しっかり寝たのに体の疲れが取れない」と感じたことありませんか?
睡眠時間が足りていても体の休息が取れているとは限りません
「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」
睡眠中は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を繰り返しています。
レム睡眠中には基本的に筋肉は動かないようになっていますが、脳は活動しており夢を見ています。
そして一晩にノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回繰り返します。
ノンレム睡眠にはレベルがあり、最も深い眠りを得られるのが最初の1~2回。
つまり寝入ってから約3時間の間に深い眠り=ノンレム睡眠に達すれば、
脳も体も休ませることができるため、朝起きた時に「ぐっすり寝た」と満足感を得ることができるのです。
成長ホルモン
寝入ってから2~3時間後に分泌される成長ホルモンは、
単に「成長」を促進させるだけでなく、「細胞の修復」や「疲労回復」に役立っています。
肌=皮膚や内臓の細胞を新しいものに入れ替える「ターンオーバー」は、
成長ホルモンによって行なわれるのです。
明け方になると、成長ホルモンに代ってコルチゾールというホルモンの分泌が高まります。
コルチゾールは、体内に蓄えられた脂肪をエネルギーに変えるホルモンで、体が目覚める準備を始めます。
睡眠の質が良くないと、成長ホルモンが十分に分泌されないうちにコルチゾールの分泌が高くなってしまいます。
朝目覚めて、肌のコンディションがよくないと感じたら
それは、成長ホルモンが足りないサイン
体からのサインを見逃さないで!