９５％が乾燥肌を繰り返している！早めの乾燥肌対策しましょう

2014.11.20
新潟万代店

一年のうちで最も乾燥する冬は、肌トラブルが起きやすい時期。肌が乾いてカサカサの状態になり、さまざまな場所に「アレ・ワレ・かゆみ」の症状が出てきます。
実際のところ冬の乾燥肌に悩む主婦は多く、冬の肌トラブルに関する意識調査では実に87.3％の女性が「今年の冬、乾燥肌のトラブルが心配」だと答えています。その割合は若い世代ほど高くなっており、20～40代では90％以上もの女性が肌の乾燥を心配していると回答しました。

特に肌トラブルが心配な部位としては、「かかと」「手（指含む）」そして、意外にも「すね」が上位3位に挙げられています。これらの部位が三大乾燥部位として意識されており、肌トラブルの悩みが多い場所。これらの部位は、とりわけ乾燥を防ぐためのケアを念入りにすることが大切です。

肌の水分量や皮脂肌の乾燥に一番影響を与えているのが、気温と湿度。肌の水分量は、季節によって大きく変わりますが、気温と湿度が下がる11 月～１月は、肌から水分が蒸散する量が増加。これにより、肌の乾燥が急激に進みます。

冬の乾燥肌トラブルは、なかなか治りにくく、冬の間ずっと悩みを抱えたままの方が多いようです。寒くて乾燥した環境にさらされ続ける冬の肌は、肌の修復力が弱まり、元気を失っている状態。肌の回復力がダウンしているため、どうしても「肌あれ」や「ひび割れ」や「かゆみ」を繰り返しがちです。

肌の保湿を心がけて乾燥肌トラブルを予防することが大切です。
あれた肌は、肌細胞が元気を失って肌の保湿機能を自力では回復できない状態です。
そのため「保湿」だけではなかなか改善しにくくなっています。同じ症状を冬の間中ずっと繰り返してしまう場合が多いのです。

つまり、肌あれを根本から改善するには、肌細胞を元気にさせて、本来持っている肌細胞の修復力をきちんと回復させることが必要です。一時的に表面を保湿するだけでなく、肌細胞の状態を正常に戻すケアをすることが大事なのです。

～まずは身近な所から、乾燥肌対策を始めましょう～
効果の出るスキンケアを使用しても、乾燥する環境・生活スタイルが変わらなければ、なかなか改善しません。
小さな積み重ねが大切なのです♡

●暖房は必要最低限にとどめ、部屋の湿度に気を付ける

毎日過ごす室内の環境はとても大切！室温・湿度の設定はまめにチェックしましょう。
冬の暖房時、エアコンの設定温度は20度前後が理想とされています。加湿器なども利用し湿度50％にすると理想的です。1時間に1回は換気することで、インフルエンザ対策にもなります♪

●強い洗剤の使用量に気を付ける

見逃しがちな乾燥の原因のひとつ。洗濯用合成洗剤や、柔軟剤、食器用洗剤など、洗剤は強力な化学物質が入っています。思い返すと、使用後に肌が荒れてしまうかも…と思い当たる方は、使用量などももう一度確認してみてはいかがでしょうか…。

●暑いお湯の長時間の入浴は避ける

暑すぎるお湯はお肌の水分を奪います。ぬるめのお湯38度～40度くらいが副交感神経が優位になり、リラックスできます。また半身浴20～30分程度浸かると全身の血行が良くなります。最後に手足の末端に冷たいシャワーをかけると血管が締まり、熱の発散を妨げます。また湯船に浸かることで、水圧がかかり疲れ、むくみに効果的大です♪

●タオルのこすり過ぎに気を付ける

ナイロンのタオルでゴシゴシ強く洗うことで、お肌を削ってしまっているかもしれません！こすり過ぎると摩擦によるくすみ・黒ずみにつながります。やさしいタオルなどで洗いましょう♪

●入浴後の保湿ケアを心がける
入浴後の15分が勝負！と言われています。入浴後一気に肌は乾燥し始めます！何もお手入れしないと、20分後には入浴前より乾燥した状態に…。入浴後は、早めにお顔もボディもケアしてあげましょう♪